お乳を使うお祭り?&占いで掘り当てた温泉~ちちんぷいぷい“湯治場巡り”和歌山編

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ちちんぷいぷい木曜日の好きなコーナー「昔の人は偉かった」の近畿『湯治場巡り』。第15章となる今回は『和歌山編』。温泉処である和歌山を代表する温泉の一つ「日本三美人の湯」で有名な『湯龍神温泉』を目指す旅。350~400kmという長い長居道のりを、恐らく来年の夏くらいまでかけて歩くという過酷な旅です。今回は第16回(16日目)。

お乳を使うお祭り?&占いで掘り当てた温泉


前回のゴール、古座川町「南紀月野瀬温泉 ぼたん荘」から、約16km先の次の目的地である那智勝浦町「鹽竃神社(しおがまじんじゃ)」を目指す2人。AM8:10スタート。
次の温泉「湯川温泉」は遠いので、2日に分けて目指すそうです。

古座川の古式漁法「火振り漁」

平成10年開業のお店。1日1組限定の食事処(1組10人まで、要予約)。


(出典:食べログ

「火振り漁」は夫婦で38年間も続けているそうです。

火振り漁
明治時代に伝えられたとされる鮎の古式漁法。
夜に松明を振り、仕掛けた網に鮎を追い込んで獲る。
(9月下旬から約1カ月間のみ。漁の期間の鮎は冷凍保存の鮎を使用)

鮎料理 1人3000円~(鮎の塩焼など)
※料理の内容は電話で相談

【今ちゃんの実は】和歌山でお忍び飯!清流のほとりで絶品鮎料理!(2017/10/25)でも紹介されました。

鮎のたなみや
住所:和歌山県東牟婁郡古座川町直見91
アクセス/地図 ≫ こちら
TEL:0735-72-2138
HP ≫≫ こちら

占いで掘り当てた温泉

8:55 古座川町を東へ歩いていると、くっすんが何かを発見!なんと個人宅(瀧本さん)に温泉が!!
泉質は不明。地下400mから湧き出ている温泉で、約60年前に瀧本さんのお父さんが占い師の助言を聞いて掘り当てたそうです。

瀧本さんは温泉を自宅で生活用水として使用。
源泉温度が31℃と低いので沸かすのに燃料代が必要なんだとか(^^;


河内神社

平安時代頃、祀られたと伝えられている。
古くから捕鯨量が盛んな街で、古座地区の漁師は江戸時代「古座鯨方」として紀州藩直轄で特別許可を得ていたそうです。

熊野太地浦捕鯨図
江戸時代の捕鯨の様子が描かれており、網と銛を使う追い込み漁で捕鯨を行っていた。

河内祭
800年以上続く伝統行事。国指定「重要無形民俗文化財」、平成28年「日本遺産」に認定。
捕鯨船を模した御船が河内神社を周回し豊漁を祈願。
島自体がご神体で、「河内様」と呼ばれ崇められてきた。

河内神社 河内祭

本祭りでは「櫂伝馬競漕」や「古座獅子舞」などが催され、大いに賑わうんだそうです。

河内神社 古座獅子舞
(出典:http://www.town.kozagawa.wakayama.jp

河内神社(こうちじんじゃ)
住所:和歌山県東牟婁郡古座川町宇津木171番地
アクセス/地図 ≫ こちら
TEL:0735-72-0589(古座神社)
HP ≫≫ こちら

11:20、古座川町を抜け、串本町入り。
ここでちょっと早いですが昼食タイム。(11:30)
今回のランチはこちら。

木ノ芽

●造り定食 1620円(税込)[河田アナ]
●焼肉定食 1620円(税込)[くっすん]

木ノ芽
住所:和歌山県東牟婁郡串本町中湊476-1
アクセス/地図 ≫ こちら
TEL:0735-72-0397
営業時間:11:30~14:00 17:00~22:00
定休日:火曜日
食べログ ≫≫ こちら

古座川を海へ抜け、田辺と那智勝浦をつなぐ参詣道「熊野古道 大辺路」へ。

途中から歩道がなくなり、海岸線を歩くことに。
海岸の道なき道をひたすら歩き、1時間30分程で舗装された歩道へ。
海岸の道は歩き難く、かなり大変なんだそうです。


お乳にまつわる祭り!?「木葉神社」

神功皇后が木の葉の上で安産したという言い伝えが名前の由来。

ねんねこ祭り
毎年12月に行われ、子守唄を歌い子孫繁栄を祈願する「子守の神事」。
ゴザ、枕、お乳(中に白米を入れた布)を使う。200年以上も前から行われているそうです。

毎年1000~2000人もの見物客が来る、串本町田原の一大行事。見物客からの掛け声で祭りは盛り上がるんだとか。

木葉神社(このはじんじゃ)
住所:東牟婁郡串本町田原551番地
アクセス/地図 ≫ こちら
TEL:0735-74-0470
HP ≫≫ こちら

木葉神社を後に歩いていると、那智勝浦町に入りました。この日は3つの町(古座町・串本町・那智勝浦町)を股にかけたことになりますね。

今回の目的地までもう少し、というところで最後に「峠越え」。

●熊野古道「清水峠
標高約75m、全長約1.2km。
平成28年、熊野古道の一部として世界遺産に登録。

※熊野古道は全ての道が世界遺産に登録されたのではなく、基本的に舗装されていない道が登録されたそうです。

清水峠を踏破し、17:10に目的地「鹽竃神社」に到着。


鹽竃神社(しおがまじんじゃ)

江戸時代に創建された神社。

この辺りはカツオ漁が盛んで古くから遠くまで漁に出ていたそうです。
宮城県の辺りまで漁に出ていたそうで、宮城県にある鹽竃神社(しおがまじんじゃ)の名をいただき創建されたという説が伝えられている。

鹽竃神社(しおがまじんじゃ)
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字浦神320番地
アクセス/地図 ≫ こちら
TEL:073-444-0472
HP ≫≫ こちら

次の目的の温泉は「湯川温泉」。
湯川温泉・・・熊野詣の際に身を清める場所として栄えた名湯。

↓の温泉に入るみたいです。

湯川温泉 四季の郷温泉

PH値が9.8、アルカリ性単純温泉を加温せずにそのまま掛け流し。日帰り入浴専用の温泉施設。

湯川温泉 四季の郷温泉

湯川温泉 四季の郷温泉
(出典:http://www.wakayama-onsen.jp

▽日帰り入浴
入浴料:大人500円、子供300円
営業時間:10:00~17:00
源泉名;四季の郷温泉
泉質:単純温泉(低張性・アルカリ性・温泉)
湯川温泉 四季の郷温泉
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町橋ノ川287
アクセス/地図 ≫ こちら
TEL:0735-52-2515
HP ≫≫ こちら

当初の予想は↓でした。外しました(^^;

天然温泉公衆浴場 はまゆ

40年以上前にオーナーが自分で掘り当てたという源泉かけ流し温泉。
地元にの方に愛される公衆浴場の温泉です。

▽日帰り入浴
入浴料:大人320円、子供130円
営業時間:15:00~22:00
源泉名;勝浦温泉はまゆ
泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
天然温泉公衆浴場 はまゆ
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦970
アクセス/地図 ≫ こちら
TEL:0735-52-1201
HP ≫≫ こちら

ちちんぷいぷい

放送局:MBS
放送時間:月~金 13:55~

木曜コーナー:「昔の人は偉かった」近畿 湯治場巡り・和歌山編~美人の湯『竜神温泉を目指せ』
出演者:「くっすん」こと楠雄二朗、河田アナ

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