超過酷な2つの険しい峠越え!世界遺産で大号泣~ちちんぷいぷい“湯治場巡り”和歌山編

ちちんぷいぷい木曜日の好きなコーナー「昔の人は偉かった」の近畿『湯治場巡り』。第15章となる今回は『和歌山編』。温泉処である和歌山を代表する温泉の一つ「日本三美人の湯」で有名な『湯龍神温泉』を目指す旅。350~400kmという長い長居道のりを、恐らく来年の夏くらいまでかけて歩くという過酷な旅です。今回は第21回(21日目)。

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超過酷な2つの険しい峠越え!世界遺産で43歳大号泣


前回のゴール、新宮市熊野川町「熊野川温泉」から、約20km先の次の目的地である田辺市「川湯温泉」を目指す2人。今回は標高400mを超える峠を2つ越えていく、半分以上が山歩きという厳しい道のり。天気は曇り。AM8:00スタート。

スタートから1km、何かの“音”に気が付くくっすん。
この時期(太陽暦の3月6日頃)は「啓蟄(けいちつ)」と言い、冬ごもりの虫たちが外に出てくる時期。
何の音か捜索すること15分、残念ながら見つかりませんでしたが、専門家に話を聞いたところ「タゴガエル」じゃないかということ。

スタートから3km(AM9:10)、「瀞峡めぐりの里 熊野川」に到着。

瀞峡めぐりの里 熊野川

瀞峡とは和歌山・三重・奈良を流れる北山川の渓谷(約31km)。
瀞峡の「瀞八丁」は国の特別名勝、国の天然記念物に指定されている。

そんな瀞峡を巡ることができる「瀞峡ウォータージェット船」。残念ながら渇水のため欠航中でした。
春先・新緑の頃が一番いい季節ですが、雨が少ないと欠航になるので、遊びに行くときはHPや電話で運行状況を確認した方がいいです。


(出典:じゃらん

瀞峡めぐり(往復 約2時間)
料金:中学生以上3440円、小学生以下1720円

大正8年~昭和40年代まではプロペラ飛行機をヒントに作られた「プロペラ船」が運航していたそうです。
それ以前は人力。ロープで舟を引っ張り上げていたそうです。
本宮上流まで2~3日かかっていたのが、プロペラ船のお蔭でたった数時間で船を上げることができるようになったんだとか。歴史ありです。

瀞峡めぐりの里 熊野川
住所:和歌山県新宮市熊野川町日足272
アクセス/地図 ≫ こちら
TEL:0735-22-6220(瀞峡ウォータージェット船)、0735-44-0326(お食事・お弁当・お土産)
営業時間:9:00~17:00(レストランは営業時間が異なります)
HP ≫≫ こちら

スタートから約5km(9:50)。山道に入るところでガイドさんと合流。

万才峠

熊野古道・伊勢路の「万才(ばんぜ)峠」は標高約415m、約4kmの道のり。舗装された箇所は少なく、険しい山道となっている。

熊野古道「伊勢路」:平安時代以降、伊勢から熊野詣を行う旅人が利用した路。

山に入って約1時間30分、「一遍上人 名号碑」に到着。

一遍上人 名号碑

1280年頃、一遍上人が「南無阿弥陀仏」と爪で書き刻んだと伝わる石碑。
月日が流れ、石碑が割れてしまったが、1760年、一遍上人の弟子・他阿一海(たあいっかい)が石碑の周りを他の石で囲い修復した。

一遍上人(1239~1289年):鎌倉時代に活躍した僧侶。一遍(一度)「南無阿弥陀仏」と唱えると極楽浄土にいけるという信仰を民衆に広めた

12:10、世界遺産「熊野古道中辺路(伊勢路)」に入った所でガイドさんとお別れ。世界遺産の熊野古道は標識が多く、迷わないんだそうです。

13:10、和歌山県田辺市入り


スタートから10.5km、万才峠を越え、そろそろ昼食という頃、分かれ道に。
ゴールの川湯温泉とは逆の方向だが、小雲取越(こぐもとりごえ)に「百間ぐら」(標高約460m)という名所があるのでそこでランチをすることに。くっすんは反対(^^;

ちなみに、大雲取越もあるそうで、こちらは標高約870m。

小雲取越(こぐもとりごえ)・百間ぐら

途中で歩きたくないとダダをこねるくっすん。山道で本気で泣く43歳・・・う~ん(^^;
説得すること約10分。なんとかスタートし、遅くなるもなんとか到着。

「百間ぐら」の名前の由来は、百間(約180m)の崖の上にあるということから。

小雲取越 百間ぐら
(出典:TIC WAKAYAMA ゆたか旅案内所

お昼はお弁当。
「瀞峡めぐりの里 熊野川」で購入した「瀞八丁弁当」(税込1080円)
紀州産の鮎の甘露煮、紀州うめどりの照り焼き、など。

百間ぐら
アクセス/地図 ≫ こちら
HP ≫≫ こちら

昼食が終わり、ゴールを目指す2人。
スタートから約14km、「松畑茶屋跡」に到着。

松畑茶屋跡:1740年頃には、4・5軒の茶屋があったとされる。昭和の中頃に最後の1軒がなくなった。

茶屋があったということは、それだけ多くの旅人が熊野詣に出掛けていたということ。


山道を歩くこと約6時間、15:50に峠を踏破。
川湯温泉まで残り約2.5km。

スタートから約9時間、17:10に川湯温泉に到着。

川湯温泉

現在、8件の温泉宿が立ち並ぶ温泉街。
川底から温泉が湧き出し、地形を活かした“仙人風呂”が冬の風物詩となっている。

仙人風呂:毎年12月~2月末まで無料で入浴できる

大塔川の川底から70℃以上の温泉が湧き出ており、川の中にも温泉が湧き出ていたり、河原を掘ると温泉が出てくる。
そのため、石で囲ってオリジナルの温泉を作ることもできる。

和歌山 川湯温泉

泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
効能:筋肉痛・関節痛・冷え性など

冨士屋さんが用意してくれた足湯に入る2人。

冨士屋
江戸時代に創業された老舗旅館。現在、14代目なんだとか。
約900年前、冨士屋の先祖の夢枕に仙人が洗われ、川鳥に導かれて温泉を発見したと伝わっているとのこと。

川湯温泉 冨士屋

川湯温泉で一番の高級宿。
2008年11月に熊野の竹・木・土をイメージした足湯付露天風呂付客室「熊野モダンルーム」3部屋がオープン!

(出典:一休.com

冨士屋
住所:和歌山県田辺市本宮町川湯1452
アクセス/地図 ≫ こちら
TEL:0735-42-0007
総客室:31室

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龍神温泉まで残り約86km!

ちちんぷいぷい

放送局:MBS
放送時間:月~金 13:55~

木曜コーナー:「昔の人は偉かった」近畿 湯治場巡り・和歌山編~美人の湯『竜神温泉を目指せ』
出演者:「くっすん」こと楠雄二朗、河田アナ

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