武田尾スタートの旧JR福知山線廃線敷ハイキングコース

記事内に広告が含まれています。

平日のほとんどがパソコンに向かう仕事をしているので、どうしても運動不足になります。
しかも最近は家で仕事をすることが多く、ほぼ1日歩かないなんてこともしばしば。

ほっとくと足腰が弱りまくるので、休日はなるべく歩くようにしています。
4月も半ばを過ぎた頃からグングン気温が上昇、ハイキング日和の日が増えたので「どこかいいとこないかな?」と調べてみるとありました。えらい近所に^^;

大阪・福島に住んでた頃は自然に触れあおうと思うと、かなりの距離を電車や自動車で移動していましたが、さすがは宝塚、近場にいい場所が沢山あります。
今回見付けてテンションが上がったのが旧国鉄の廃線跡「廃線敷ハイキングコース」。
「脱線事故」で全国的に有名になってしまった「JR福知山線」。
そのJR福知山線・宝塚駅の隣の駅「生瀬駅」とその隣「西宮名塩駅」の丁度中間付近から「武田尾駅」にかけて、武庫川沿いにかつての路線の跡が残っているとのこと。
2016年11月30日 MBS毎日放送「ちちんぷいぷい」で紹介。

スポンサーリンク

武田尾 廃線敷ハイキングコース

4/30、天気予報で天気が良くて少し涼しい日ということで、おにぎりを持参して出掛けてみました。
「生瀬駅」から歩くか「武田尾駅」から歩くか、どちらがいいか悩みましたが、「武田尾駅」から宝塚の自宅まで歩くことに。


「廃線敷ハイキングコース」が再開!一般公開へ!

2016年5月16日から工事していた武田尾『JR(国鉄)福知山線廃線敷』の工事が11月に終了します。
一般公開は11月15日から!
秋の紅葉シーズンに合わせたように、廃線敷きのハイキングコースが再開します♪

詳細はこちら


11時30分に「JR宝塚駅」から普通電車で「武田尾駅」へ。
JR宝塚駅スタート

JR武田尾駅
宝塚から普通電車でたった8分。近いです。

武田尾駅は少し変わっていて、駅のホームのほとんどがトンネルの中あります。
武田尾駅はトンネル内にホーム

JR武田尾駅のホーム
そして無人駅。
JR武田尾駅改札
武田尾温泉がありますが、認知度が少し低いですよね^^;
僕はかつて二度ほど武田尾温泉に来たことがありますが、周りの人に話しても「へぇ~、そんな温泉あるんだ。」程度の反応がほとんどでした。
せっかく大阪市内からも近いんだし、もっとPRすれば手軽に行ける温泉として人気出ると思うんですが、下手ですねぇ^^;

桜の名所でもあるようです。
桜の名所・武田尾

そんな武田尾、この「廃線敷ハイキングコース」に力を入れるようです。
ゴールデンウィーク明けの2016年5月16日から6か月かけて工事をする模様。
かなり長い区間が通行止めになるようです。
旧福知山線廃線敷工事のお知らせ
詳しい工事内容は書いていませんでしたが、観光地としてトイレや安全面の整備するんでしょうね。
秋の紅葉シーズンに間に合わしたいんでしょうが、結構ギリギリですね^^;
ただ、どう変わるのか楽しみです。
工事完了したらまた出掛けてみたいと思います。

▲ ページTOPへ

さて、ハイキングに戻ります。
武田尾に着いて、廃線敷ハイキングコースとは正反対になりますが、まずは昔行ったこともある武田尾温泉「紅葉舘 別庭 あざれ」と「マルキ旅館」へ。
武田尾橋方面
(廃線敷ハイキングコースとは逆の、赤い「武田尾橋」方面の景色)

雰囲気のあるトンネルを通ります。
武田尾橋方面・トンネル1

武田尾橋方面・トンネル2

武田尾橋方面・トンネル3
トンネルを抜けると「武田尾橋」がお出迎え。
武田尾橋

▲ ページTOPへ

ただ、残念なことに118年もの歴史がある老舗旅館「マルキ旅館」は2015年11月27日から一時閉館しており、3年間休業するそうです。
2011年の秋に行ったのですが、レトロないい旅館でした。
ただ古い建物で隙間が多いのでしょうね、虫が結構入ってきて大変でした^^;
マルキ旅館外観

マルキ旅館
(別館のところに「岩窟温泉」ってのがありました。)

レトロな旅館・マルキ旅館
(観どおり、中もレトロ感が凄かったです。)

マルキ旅館・客室露天
(レトロな部屋ですが、最近流行りの客室露天温泉があったりしました。)
(一時閉館に関する詳細情報:アイデアニュース http://ideanews.jp/archives/12613/)

▲ ページTOPへ

「紅葉舘 別庭 あざれ」も同じく2011年に行ったのですが、建物は綺麗で客室露天風呂もあってなかなか良かったです。
紅葉舘 別庭 あざれ
(マルキ旅館から見た「紅葉舘 別庭 あざれ」の様子。「あざれ」の写真、探したけどなかった^^; 秋に行くのが最高です♪)
料理も美味しくて、有馬温泉よりお値段的にもお手頃でアクセスの良い穴場温泉としてかなりオススメです。
足湯が開放されていて、お昼に行ったら堤防工事の職人さん達がお弁当を食べて寛いでいました。
日帰り温泉もあるそうで、一人1800円って書いてました。(利用時間:11:00~15:00)
紅葉舘 別庭 あざれ・足湯

生瀬スタート・武田尾ゴールで来てたら足湯入って帰れたなぁ~、と少々後悔。

【「紅葉舘 別庭 あざれ」の宿泊予約はこちら】

▲ ページTOPへ

再び武田尾駅に戻り、目的の廃線敷ハイキングコースへ。
武田尾の駐車場

宝塚市立武田尾駅前有料駐車場
駐車場がありましたが、月極駐車場っぽいですね。
『契約者以外の駐停車は禁止します。』とあります。
これから駐車場の整備もやっていくんでしょうかね?

▲ ページTOPへ

武田尾稲荷神社
武田尾稲荷神社があります。
ハイキングコース案内板
武田尾稲荷神社の更に奥に行くとハイキングコースです。
ハイキングコースへの道1

ハイキングコースへの道2

ハイキングコースへの道3
ハイキングコースへの道を頑張って整備しています。

▲ ページTOPへ

廃線敷ハイキングコース入口

廃線敷ハイキングコース入口2

廃線敷跡
ここから廃路線ハイキングコース。
線路の跡がいい感じですね。

武庫川と廃路線

綺麗な武庫川
横を流れる武庫川が春の新緑によく映えます。

▲ ページTOPへ

しばらく歩くとトンネルが見えてきます。
廃路線のトンネル

トンネルと廃路線

線路跡がカッコイイ
武田尾駅スタートで一番最初にやってくるトンネル。
こちらは先が見える短いトンネルなのでライトがなくても普通に歩けます。
トンネルは大小合わせて7つあります。

▲ ページTOPへ

一番短いトンネルがこれ。
最短トンネル
数歩で通過できます^^;

長いトンネルは真っ暗で、ライトが無いと足元が見えなくて危ないです。
そしてやたらと涼しいです。
距離の長いトンネル

ライトが必須
僕はライトを持って来てなかったので、スマートフォンのライトで難を凌ぎました。
スマホのライト
スマホって本当に便利ですね^^;

▲ ページTOPへ

武田尾駅スタートで、2つ目のトンネルを過ぎると広場(親水広場)が見えてきます。
橋の先に広場

桜の名所・武田尾誕生記念
「ふるさとの櫻づつみ回廊 さくらの名所 たけだお 誕生記念」の碑が目印です。

親水広場
「親水広場」って桜の季節に来たらもっと綺麗だったんでしょうね。

▲ ページTOPへ

「親水広場」から武庫川の河原へ降りれます。
親水広場から河原へ

武庫川河川敷
夏場だと子供を連れて水遊びもいいかもしれませんね。

「桜の園」ってのあるようですので桜のシーズンだと「桜の道」遊歩道を散策するのもいいでしょうね。
来年の花見はここにしようかな♪
桜の園入口

桜の園・櫻の道遊歩道

桜の園「亦楽山荘」
桜の園「亦楽山荘」っていうらしいです。
「もみじの道」っていうのもあるので秋の紅葉シーズンもいいかも。

▲ ページTOPへ

廃路線ハイキングコースで一番怖いのが「廃鉄橋」です。
廃鉄橋入口

鉄橋の側道

古い鉄橋なので安全面が不安

かなりガタがきてる鉄橋
かなり古い鉄橋なので安全面が不安で、スリル満点です。
ここも整備するのかな?
あんまり綺麗にするとスリルが無くなっちゃうかも。。

▲ ページTOPへ

廃鉄橋を越えるとゴールも近くなってきます。
途中から武庫川が大変身!
どこか有名な渓谷のような素晴らしい景観になります。
武庫川渓谷

廃路線ハイキングコースと渓谷

武庫川渓谷2
ラフティングができそうな激しい流れに思わず見入ってしまします。

途中で昼食を食べ、のんびり景色や写真や撮りながら歩きましたが、所要時間は約2時間。
ゴール
(武田尾駅スタートの場合、ここがゴール!)
普段は坂のある宝塚の街中を散歩しているので、今回のような坂のない「廃路線ハイキングコース」は歩いた時間・距離の割にそれ程疲れはありませんでした。

まだまだマイナーなハイキングコースなのでゆったり楽しめてオススメですよ(^^♪

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました